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創刊号
「へぇー!」「本当?」「なるほどね!」
アメリカで育つ我が子との会話から学ぶ子育てヒント
2006.9.17(第1号)
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私たちは自分の子供には、
「ハッピーな人生を歩んで行って欲しいと願っています」
「きらきら輝く瞳をいつまでも持ち続けて欲しいと願っています」
「元気で、明るく、思いやりのある、前向きな、
自分の意見がきちんと言える人間に育って欲しいと願っています」
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アメリカに住んで15年。
長い間、私たちには疑問に思ってきたことがありました。
私たちのまわりにいるアメリカ人は
どうしてあんなにフレンドリーなんだろう?
どうしてあんなに何かを楽しむことが上手いんだろう?
どうしてあんなに快活なんだろう?
どうしてあんなにプラスに物事を考えられるんだろう?
どうして自分の意見を大勢の前でも堂々と言えるんだろう?
どうしてあんなにボランティア精神が旺盛なんだろう?
どうしてあんなにエネルギッシュなんだろう?
もちろん、例外的な人もいますが、総じて私たちのまわりには
そういう人たちが多いのです。
日本で生まれ、日本で育った私たちには、そんな彼らがうらやましく、
輝いて見えます。
彼らみたいに生きていけたら楽しいだろうなーと素直に思います。
そして、そうやって生きていけたら、どこに住んでも楽しみながら
ハッピーに生きていけるんだろうなーと思います。
こんなことをずーっと思ってきました。
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アメリカで子供が生まれ、現在アメリカの小学校に通っている
子供たちとの会話を通して、長年感じていた疑問の答えが
だんだん分かってきました。
子供たちが話してくれる学校での出来事や友達の話、
自分たちが体験したこと、聞いてきたこと、etcには
ビックリさせられることの連続です。
でも、その話の中には、私たちが長年感じていた疑問の答えと
私たちが望む子育てのヒントがたくさん隠されていたのです。
その会話から学んだ子育てのヒントは、
日本の子育てとは一味違います。
それでは、子供たちがもっと生き生きと
ハッピーに生きていけるヒントをご紹介しましょう。
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子供との会話
(No. 1)
「子供の仕事は楽しむこと!」
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ある日のこと、遊びに夢中になっていて
なかなか宿題をしない娘に向かって、
「子供の仕事は勉強することでしょ!!」と怒鳴ったら、
娘:「違うよ。子供の仕事は楽しむことだよ。
学校の先生がそう言ってたよ。」
衝撃的な一言でした。
「子供の仕事は勉強」と言われて育ってきた私たちには
想像もできない言葉だったのです。
「子供の仕事は勉強」というと、『苦あれば楽あり』とか
『忍耐』とかいう言葉を連想してしまいます。
でも、「子供の仕事は楽しむこと」なんて言われたら、
それだけで楽しい気持ちになって、何にでもチャレンジしてみよう
という気持ちになります。
「子供の仕事は勉強」というと、
勉強をすることばかりに関心がいって、
何のために勉強するかということを忘れてしまいます。
そして、本来、勉強は楽しいはずのものなのに、
苦役になってしまいます。
アメリカの学校の勉強方法や行事を見ても、
「楽しむこと」が前提になっているような気がします。
(この「楽しみながら学ぶ」というやり方については、
今後少しずつご紹介していきたいと思っています。)
日頃アメリカ人を見ていると、実に『楽しむこと』が上手です。
人生を実に楽しんで生きているように見えます。
みんな、こうやって小さいうちから「楽しむこと」を学んでいるのです。
アメリカで育っている私たちの子供も、他のアメリカ人の子供たちと
同じように元気で生き生きとした毎日を過ごしています。
毎日が本当に楽しそうで、「学校に行きたくない」と言うのを
一度も聞いたことがありません。
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子育てヒント (No. 1)
「楽しむことがやる気を生み出す!」
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最後に、、、
私たちは、アメリカで育っている自分の子供達には、
「アメリカに住んでいても、日本の良さも十分わかるような、
心の広い柔軟な心を持って欲しいと願っています。」
最後まで読んでいただき、どうも有難うございました。
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