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「へぇー！」「本当？」「なるほどね！」 2007.3.28（第20号）
アメリカで育つ我が子との会話から学ぶ子育てヒント
子供を本当の国際人に育てる会 http://www.sekainihabatake.com
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私たち日本人夫婦の子供たちは、
アメリカ生まれ、アメリカ育ち。
ただ今、小学４年生。そして、男女の双子です！　
子供たちがプレスクールに通い始めて以来、
日本生まれ、日本育ちの私たち夫婦は、
彼らが話してくれる学校での出来事や友達の話、
自分たちが体験したこと、聞いてきたことには
ビックリの連続です。

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こんにちは。
アメリカの新聞にも、東京で桜の開花宣言が出された
という記事が写真付きで載っていました。
私たちの家のまわりも、今、桜が満開です。


早速、今回の子供たちがもっと生き生きと
ハッピーに生きていけるヒントをご紹介しましょう。


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子供との会話 （No.20）
「ジョンがビジネスを始めたよ！」
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先日、息子が学校から帰ってくるなり、
「ジョンがビジネスを始めたよ！」
と教えてくれました。ジョンは息子のクラスメートです。

私　「どういう事？」

息子「ジョンは、新しいゲームの機械を買いたくて、
　　　今まで持っているたくさんのテレビゲームのソフトを
　　　売ることにしたんだ。これがそのチラシだよ」


息子が見せてくれたジョン手作りのチラシには、
たくさんのゲームソフトの名前とそれぞれの値段が
リストになって並んでいました。

ジョンは、欲しい物を親に頼んで買ってもらうのではなく、
自分が持っているゲームソフトを売って
新しいゲームの機械を買う資金にしようと考えたのです。

昨年、子供たちの学校のスクールサイコロジストが
父兄とのミーティングの中で、
「子供がお金を欲しがったら、どうしたらお金が得られるかを
　子供に考えさせた方が良い」とアドバイスしていました。

そのミーティングに参加していたお母さんの一人は
「うちでも、先日、息子に『欲しい物があるから買って』と
　言われた時に、『自分でお金をつくって買いなさい』と言いました。
　そうしたら息子は少し考えて、『家の芝刈りをするから
　お金を下さい』と私に提案してきたので、芝刈りをやらせて、
　その仕事に見合う金額を息子にあげました」
と話していました。

実際、子供たちの友達の家の話を聞いてみると、
子供に何か家の仕事をやらせて、
報酬として子供にお金をあげることが多いようです。

お金は自然に湧いてくるものではないのです！

お金のありがたさや価値を知るためにも
子供が小さい時から、どうしたらお金を得られるのか
自分で考えさせることは、大切なことだと思います。


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子育てヒント（No.20）　　　　　　　　　
「どうしたらお金が得られるかを子供に考えさせよう！」
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（注）文中の名前は仮名です。


最後まで読んでいただき、
どうもありがとうございました。



＜編集後記＞
我が家の子供たちが低学年だった時、
算数で、お金の数え方を習う時間がやたら多いことに
ビックリしたことがあります。
そして、買い物をした時のおつりの計算をする時、
日本では引き算を使うのが一般的ですが、
アメリカの学校では足し算でおつりを計算する方法を
教えていました。
いつも買い物をしておつりをもらう時に
どうして足し算でやるのか不思議でしたが、
学校でそうやるように教えていたんですね。



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発行者：　　　　Morio & Sanae Itozu
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