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『アメリカで育つ我が子との会話から学ぶ子育てヒント』 (ID:0000208633) 読者登録解除フォーム メールアドレスを入力してボタンを押すと登録・解除できます。 登録フォーム 解除フォーム 『まぐまぐ！』から発行しています。

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「へぇー！」「本当？」「なるほどね！」 2007.6.10（第25号）
アメリカで育つ我が子との会話から学ぶ子育てヒント
子供を本当の国際人に育てる会 http://www.sekainihabatake.com
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私たち日本人夫婦の子供たちは、
アメリカ生まれ、アメリカ育ち。
ただ今、小学４年生。そして、男女の双子です！　
子供たちがプレスクールに通い始めて以来、
日本生まれ、日本育ちの私たち夫婦は、
彼らが話してくれる学校での出来事や友達の話、
自分たちが体験したこと、聞いてきたことには
ビックリの連続です。

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こんにちは。
夏休みまであと一週間。
今週は毎日のように、楽しそうな学校行事が目白押しで、
気分はすでに夏休みといった感じです。


早速、今回の子供たちがもっと生き生きと
ハッピーに生きていけるヒントをご紹介しましょう。


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子供との会話 （No.25）
「ニックは、学校を休んでお母さんの出張について行くんだよ！」
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数ヶ月前のことです。

息子の親友のニックが、一週間学校を休んで
お母さんの出張について行くという話を息子が教えてくれました。


息子　「ニックは、来週からお母さんの出張に一緒に行くんだよ！」
私　　「えっ！　学校を休んで行くの？」　
息子　「ニックのお母さんが仕事でユタに行くので、
　　　　一緒に行ってお母さんの仕事を見学するんだって」


子供たちの話を聞いていると、
実によく、みんな学校を休んで旅行に出かけます。

長い夏休みもあるし、他にも休みはたくさんあるのに、
どうして子供たちの学校がある時に
わざわざ学校を休ませてまで旅行に行くんだろうと、
とても不思議でしたが、
彼らにとっては、学校や勉強よりも
「家族」が優先されるのだとだんだん分かってきました。

ちなみに、子供たちの学校では、長く学校を休む時は、
事前に連絡し、宿題をもらうことになっています。
旅行中は、休んでいる間に学校でやる内容を
宿題としてやるだけでなく、
旅行先のことを調べてレポートを作成するということもあります。

今回、私が驚いたのは、
ニックのお母さんが自分の仕事を見せるために
出張に息子を連れて行ったことです。

私も仕事柄、出張はたくさんありますが、
子供を連れて行くという発想は全くありませんでした。

アメリカの会社では、
社員の子供たちを会社のオフィスに招いて、
親たちが普段どんな仕事をしているかを見せる機会があります。
最近では、日本の会社でも
こういった試みをされているところがあるみたいですね。

ニックのお母さんはそれをさらに進めて、
自分が参加する仕事のカンファレンスに
子供を連れて行ったのです。

一緒に行った息子の友達は、
学校では学べない、貴重な体験をしたことと思います。

出張に子供を連れて行くというのは、
極端な例かもしれませんが、
親の働いている姿を子供に見せることは
子供たちにとっても、いつも家庭で見ている親の姿とは
全く違う親の一面を見ることができる良いチャンスです。

子供たちは、親が外でどんなことをしているのか
すごく興味があります。

親が一生懸命働く姿はとてもかっこ良く見えるものです。

私もいつか子供たちに
自分が仕事をしている姿を見せることができたらと思っています。


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子育てヒント（No.25）　　　　　　　　　
「親が一生懸命働いている姿をどんどん見せよう！」
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最後まで読んでいただき、
どうもありがとうございました。


＜編集後記＞
息子たちのリトルリーグのシーズンもクライマックスです。
リーグ戦が終わって、トーナメントのプレーオフが始まりました。
たとえ優勝しても何も特別に表彰される訳ではないのですが
ついつい親子で真剣になってしまいます。
応援にも熱が入り、毎試合、親たちの声援合戦もかなりのものです。
勝ったら笑顔、負けたら涙、涙で、熱い戦いが続いています。



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発行者：　　　　Morio & Sanae Itozu
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