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「へぇー!」「本当?」「なるほどね!」 2007.12.26(第30号)
アメリカで育つ我が子との会話から学ぶ子育てヒント
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私たち日本人夫婦の子供たちは、アメリカ生まれ、アメリカ育ち。
ただ今、小学5年生。そして、男女の双子です! 
子供たちがプレスクールに通い始めて以来、
日本生まれ、日本育ちの私たち夫婦は、子供たちが話してくれる
学校での出来事や友達の話、体験したこと、聞いてきたことには
ビックリの連続です。

*  *  *  *  *  *  *
  *  *  *  *  *  

こんにちは。
今年もあと残りわずかですね。
年々、一年が過ぎるのが速く感じられます。


早速、今回の子供たちがもっと生き生きと
ハッピーに生きていけるヒントをご紹介しましょう。


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子供との会話 (No.30
「後片付けは
 私たちがしないといけないのよ!」

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今週から子供たちの学校はクリスマス休暇に入りました。

休みに入る前日、子供たちのクラスでは、
クリスマスパーティーが行なわれました。
私もボランティアの一人としてパーティーに参加しました。

娘のクラスでは、
教室の中で綿を使って雪合戦が始まり
子供たちは大興奮。
瞬く間に教室中が綿だらけになりました。
その後もいろいろなゲームをやって、
お菓子を食べたりホットチョコレートを飲んだり、
大いに盛り上がりました。

案の定、教室には
綿やお菓子のゴミがあちこちに散らばってしまいました。

このゴミはどうなるのかなと心配になった時、
担任の先生が
「残り時間10分。最後のゲームを始めましょう」と言いました。

ゲームは、子供たちがチームに分かれて、
床に落ちている綿やゴミの中から
特別なコインを探すというものでした。
ルールは、
コインを探すために手にした綿やゴミはゴミ箱に捨てること。

先生の「スタート!」という合図で
子供たちは、コインを探し始めました。
あっという間に綿やゴミだらけだった床はきれいになりました。

でも、誰もコインを見つけることはできませんでした。

すると、先生はにっこり笑って、
「コインはないのよ」と言いました。

子供たちも「やっぱりね」と言って笑っていました。

その時、そっと娘に聞いてみると
「私たちが教室を汚したんだもの。
 後片付けは、私たちがしないといけないのよ」と言いました。

子供たちは、自分たちの責任として
後片付けをしないといけないことを知っていたのです。

アメリカの学校では、日本の学校のように
放課後、自分たちの教室を掃除する
ということはありません。

でも、家庭や学校で
子供たちが小さい頃から
後片付けについてしっかり教育しています。

幼児の頃は、Clean Up(後片付け)の歌を口ずさみながら、
小学生になるとゲーム感覚で、
楽しみながら後片付けをする習慣を身につけさせています。

アメリカの学校や家庭は、
子供に楽しみながら学ばせることが
実にうまいなーといつも感心させられます。


*********************
子育てヒント(No.30)         
「どうせやるなら楽しくやろうよ!」

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最後まで読んでいただき、
どうもありがとうございました。


<編集後記>
今年ももうすぐ終わります。
今年一年おつきあいいただき大変ありがとうございました。

来年もあなたにとってハッピーな一年でありますように!





ご意見やご感想がありましたら、
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までお願いします。




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発行者:    Morio & Sanae Itozu
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