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『アメリカで育つ我が子との会話から学ぶ子育てヒント』 (ID:0000208633) 読者登録解除フォーム メールアドレスを入力してボタンを押すと登録・解除できます。 登録フォーム 解除フォーム 『まぐまぐ！』から発行しています。

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「へぇー！」「本当？」「なるほどね！」 2007.6.28（第26号）
アメリカで育つ我が子との会話から学ぶ子育てヒント
子供を本当の国際人に育てる会 http://www.sekainihabatake.com
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私たち日本人夫婦の子供たちは、アメリカ生まれ、アメリカ育ち。
もうすぐ小学５年生。そして、男女の双子です！　
子供たちがプレスクールに通い始めて以来、
日本生まれ、日本育ちの私たち夫婦は、子供たちが話してくれる
学校での出来事や友達の話、体験したこと、聞いてきたことには
ビックリの連続です。

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こんにちは。
いよいよ夏休みに入りました。
２ヶ月半もの長い夏休み。いろいろなことを体験して、
たくさん楽しい思い出をつくって欲しいと思います。

早速、今回の子供たちがもっと生き生きと
ハッピーに生きていけるヒントをご紹介しましょう。

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子供との会話 （No.26）
「ブライアンはタイムアウトになっているの！」
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学年末になると、子供たちの学校では、
各クラスでパーティーがあります。

３年程前、娘のクラスが近くの公園で
学年末パーティーを催した時の出来事です。

パーティーの最中、
男子生徒のブライアンだけがみんなの輪に入らずに
一人でベンチに腰掛けていました。


私　「ブライアンはどうしてみんなと一緒に遊ばないの？」

娘　「ブライアンはタイムアウトになっているの！」

私　「何をしたの？」

娘　「食べたお菓子のゴミを公園に捨てたから、
　　　それを見ていたブライアンのお母さんが
　　　ブライアンをタイムアウトにしたのよ」


タイムアウトというのは、
アメリカの家庭でよく使われている子供の叱り方の一つです。
子供がけんかをしたり、ルールを守らなかったり、
言うことをきかなかったりした時に、
５分とか１０分とか時間を決めて
子供をその場の活動から離して
一人で自分がやったことを反省させ、考えさせる手法です。

娘の話によると、ブライアンのお母さんは、
公共の場でゴミをポイ捨てしたことに対して
責任を取らせるために
ブライアンにタイムアウトをさせたようです。

私が驚いたのは、
みんなが学年末のパーティーで盛り上がり、楽しんでいる時に、
あえて息子にタイムアウトをさせた
ブライアンのお母さんの判断と
それに素直に従っていたブライアンの態度でした。

往々にして、
公園でみんながパーティーを楽しんでいるような時には、
場の雰囲気を壊すのではないかと躊躇して
つい子供のこのような行動を見逃がしてしまいがちです。

ブライアンのお母さんとブライアンから、
終始一貫した態度と自分の取った行動に対して
責任を取ることの大切さを改めて学びました。


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子育てヒント（No.26）　　　　　　　　　
「終始一貫した親の態度は子供を混乱させない！」
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（注）文中の名前は仮名です。


最後まで読んでいただき、
どうもありがとうございました。


＜編集後記＞
子供たちの学校では、年に５、６回程、
クラスパーティーがありますが、
それぞれのパーティーの企画、運営は
全て親のボランティアです。

中学生ぐらいから、子供たち自ら企画、運営を
するようになるのかもしれませんが、
小学生のうちは全て親がかりで、
パーティー用の飲食物はもちろん、
ゲームやアクティビティーに必要な道具も
全て親が手配します。

毎回、中心となってパーティーを企画してくれる
パーティーコーディネーターの親たちの
アイデアと熱心さには実に感心させられます。

ちなみに、先日の娘のクラスの学年末パーティーでは、
各人が白いTシャツを自由自在にペイントし、
お互いにサインをし合って、
４年生の記念になる「２００７年度Tシャツ」を作りました。


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発行者：　　　　Morio & Sanae Itozu
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